大学時代から財務コンサルティングをやりたいと思ってた

ゼミの研究で企業を訪問する機会があったのですが、超大手メーカーから仕事を受注し、営業力も技術力もあるが経営は大変な様子で正社員を雇う余裕が無いという話を聞きました。その話から、財務や総務に興味を持ち従業員が300名強の上場企業で、中小企業の財務・総務といった管理部門のコンサルティング会社に新卒で入社しました。
その会社での仕事は新規開拓で契約いただいた企業は別の人間に引き継ぎ、フォローについては別の部署で行うという流れでした。規模が大きい分仕事内容は細分化されていて効率化を求められ、新規営業に専念することが求められます。しかし、自分自身で責任を持ちコンサルティングを行いたいという思いが大きくなり、IPJの代表へ直談判の上入社しました。

常に学習し、答えのない課題に取り組んでいく

財務コンサルタントを簡単に説明すると、会社や経営者の抱えているお金の問題を解決するために手伝う仕事になります。会社を経営していると、お金が沢山あっても、少なくてもそれぞれで課題があり、その課題に対する原因の追求と課題解決に向けた提案を行います。担当しているクライアントは、5,000万円~20億円位の売上規模の会社になります。会社ごとに課題やルールが違うことから、原因のリサーチも解決方法も全てのプロジェクトで変わってきます。担当しているクライアントは、不動産、建設、人材サービス、飲食など幅広い企業を対象にしています。
あるプロジェクトでは、従業員数も多く、売上規模もあるが、利益が全く残らないという会社がありました。様々な方にインタビューを行いながら原因を探ると、会社で利益管理を全くしていなかったことが判明しました。コンサルティングとして、利益管理を導入していくと、利益悪化に繋がっている幾つかの原因が判明し、改善していきました。 取り組んだ結果、元々の利益から5,000万円も改善する成果が上がりました。お客さんは決して仕事をサボっているのではなく、目の前の仕事を一生懸命やり過ぎる結果、利益管理に意識が向かず損をしていたのでした。このように財務コンサルタントの立ち位置で俯瞰的に分析をしつつ、経営に寄り添い仕事をすることで大きな成果を上げることが多々あります。

知識よりも思いが大切

財務コンサルタントの仕事は、答えがないことに取り組む大変な仕事です。本を読んだら答えが分かるわけでなく解決策をリサーチし続ける必要がします。また、会社固有のルール等もあるのでそれを見極めながらやっていく必要があり経営者との会話も重要になります。しかし、中小企業の経営者が本当に困っているお金の問題を解決していくことで、「佐々木くんのおかげだ。佐々木くんがいなかったら実現できなかった。」と心の底から感謝され、それは本当にやりがいです。
IPJの財務コンサルタントは、新しい問題を常に学習し、対策を提案していく力が強いと感じています。また、経営者の感じている課題を解決することに貪欲で、絶対に解決していこうとする姿勢があります。どの仕事でも共通することですが、仕事が好きでしょうがない人は間違いなく活躍できます。誰かに喜んでもらったら自分が嬉しくなってしまうような人だったり、知識好奇心が旺盛な人は向いていると思います。財務以外にも経営全般の相談を受けることが多いですし、自分自身の知識が増えれば増えるほど、提案できる解決策も増えます。そうなるとやはりお客様には喜んでいただけるので、そのことに喜びを感じる人は活躍できると思います。

採用TOPに戻る